中豪経済貿(mào)易関係に前向きな兆しが見え始め、中國の王文濤商務(wù)部長とオーストラリアのファレル貿(mào)易相は5月12日、第16回中豪部長級経済合同委員會を共同主宰した。両國は自貿(mào)協(xié)定合同委員會やハイレベル貿(mào)易救済対話などの経済貿(mào)易対話メカニズムの再開で一致し、グリーン?ローカーボンやオリンピックインフラ整備などの分野での協(xié)力を強化し、省州間の経済貿(mào)易連攜を推進するとともに、デジタル貿(mào)易と電子商取引における両國企業(yè)の協(xié)力を支援することで合意した。
了解したところによると、中豪部長級経済合同委員會メカニズムは1986年に始まったが、2017年以降は一時停止?fàn)顟B(tài)にあった。今回の合同委員會の再開は重要なシグナルを発し、豪中関係が良好な方向に向かっていることを示し、二國間の経済?貿(mào)易協(xié)力の安定した発展を予告している。
王文濤氏との會談後、ファレル氏は現(xiàn)在の豪中関係を「前向きな勢い」と表現(xiàn)した。彼は、雙方の議論は建設(shè)的であり、オーストラリア産石炭や銅が中國市場に再參入するなど一連の措置が既に講じられたこと、並びに豪産大麥の対中輸出をめぐる紛爭の解決に向けた作業(yè)が進められていることを明らかにした。両國は、貿(mào)易紛爭の解決に向けた対話を強化することで合意した。
商務(wù)部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院の研究員?周密氏は、オーストラリア貿(mào)易大臣の今回の訪問が両國の経済交流強化に良い基盤を築いたと述べ、雙方は貿(mào)易関係の全面的な解凍を模索している。ファレル氏は出発前に、オーストラリアから中國への輸出の完全な回復(fù)と円滑化を積極的に推進すると表明し、中國商務(wù)部は両國に対して中豪経済貿(mào)易の実務(wù)的な協(xié)力を前進させるよう呼びかけた。