このほど、上海浦江海關(guān)は、輸出許可証なしで規(guī)制品目であるハフニウム化合物酸化ハフニウムを輸出しようとした事件を摘発し、関係企業(yè)である長沙市啟睿新材料有限公司に対して47.3萬元の罰金が科された。
稅関の通報(bào)によると、同社は2021年12月14日、2022年6月30日、2022年10月9日、2022年10月31日に、稅関に「酸化ハフニウム粉末」の輸出を申告し、申告総額は93萬3,100米ドルに達(dá)した。しかし、調(diào)査の結(jié)果、當(dāng)該貨物の酸化ハフニウム含有量はすべて98%を超え、二重用途物品および技術(shù)の規(guī)制対象に該當(dāng)し、輸出には許可証の取得が必要である。
しかし、同社は4回の通関時(shí)にいずれも「中華人民共和國二重用途物品及び技術(shù)輸出許可証」を提出しておらず、違法?違規(guī)行為が存在する?!付赜猛疚锲芳挨蛹夹g(shù)輸出入許可証管理目録」の関連規(guī)定によれば、ハフニウム化合物はハフニウム含有量が60%を超える場合、輸出許可証の取得が必要である。
最終的に、上海稅関は『稅関行政処罰実施條例』などの規(guī)則に基づき、長沙市啓睿新材料有限公司に対して47.3萬元の罰金を科すことを決定した。本案が示す教訓(xùn)は、企業(yè)はコンプライアンス意識を強(qiáng)化し、二重用途物品に関する関連政策規(guī)定を熟知し、うっかりによる違法行為を根絶すべきであるということである。
関係者によると、ハフニウムは希少金屬であり、原子爐や航空宇宙など軍民両用の分野で幅広く応用されており、センシティブな物品に該當(dāng)する。國家の安全と利益を守るため、稅関はこのような物品に対して常に厳格な規(guī)制措置を講じている。